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国際結婚に憧れる女子へ─子供と自分を守るために知って欲しいこと

婚活・結婚相談所アクア・マーストの海外スタッフです。
海外で暮らしていると、国際結婚が破綻し、苦しんでいる日本人女性の話を耳にすることが少なくありません。そのたびに胸が痛み、「もし結婚前に価値観、制度、文化の違いを理解していれば、違う未来があったのでは…」と思います。

よく耳にするケース:結婚生活10年以上後の突然の離婚

「結婚して10年以上経ってから、夫に新しい女性ができて離婚を切り出された
「専業主婦だった私は、子供が現地に残りたいと言うし、帰国をするのは色々な理由で難しい、だから行政から支援をを受けながら仕事をするしかなかった。」

こうした話はわりとよく耳にします。 日本では不倫の慰謝料は請求できますが、海外ではそもそも不倫という概念はないので、浮気されても慰謝料はありません。 欧米では離婚率が高く、裁判離婚が基本。日本のように「円満に話し合って…」という文化とは異なり、法的に割り切った対応が主流です。 

👶 子供の権利は守られる──日本との制度的な違い

離婚後、子供の生活がどう守られるか──これは国によって大きく異なります。

日本では、親権を持たない側が養育費を支払う義務がありますが、実際には支払われないケースが非常に多く、母子家庭の貧困率の高さにもつながっています。養育費の支払いは「道徳的義務」として扱われがちで、強制力が弱く、支払いを拒否する親に対して給与差し押さえなどの法的措置を取るには、複雑な手続きと時間がかかります。

一方、ドイツでは子供の権利が憲法レベルで保護されており、国家が積極的に介入して子供の権利が法的を守る仕組みが整っています。 養育費の未払いには裁判所が介入し、給与差し押さえも可能です。支払いが滞った場合は、国(Jugendamt)が養育費を立て替える制度もあり、最大25歳まで支援が続くこともあります。

また、児童手当(Kindergeld)はすべての子供に支給され、離婚後も同居する親が受給者となります。さらに、青少年局による無料の相談・調停サービスがあり、親権や面会交流、心理的ケアなど、子供の福祉を中心に支援が行われています。

イギリスでは、養育費や面会交流は裁判所が関与して決定。子供の福祉が最優先され、フランスでも離婚後も原則「共同親権」のようで、隔週で両親の家を行き来する制度や、ひとり親世帯への経済支援が充実。 因みにこの制度はドイツにもありますが、実際に行き来している子供を見ていると、母親が子供部屋のある部屋を確保する金銭的負担も大きく、子供自身も毎週の移動で生活が安定せず、精神的にも肉体的にもどことなく疲れている様子が見受けられます。

離婚後の子供の生活という点では、日本より欧米の方が圧倒的に守られている──と感じます。 これはそれぞれの国の制度の違いが映す、社会の価値観の違いでもあると思います。

離婚後に守られないのは「母親の生活」

ドイツには「失われた愛の慰謝料は存在せず」という言葉があります。
不倫ではなく「新しい恋」として応援される風潮もあり、離婚後の元妻の生活は制度的に保障されていません。

もちろん、専業主婦だった場合に「自立までの生活支援金」が認められるケースもありますが、それは一時的なもの。長期的な生活の保障とは言えません。 知り合いの離婚を経験した女性は、皆さんお仕事を頑張っていますが、「日本だったらもっと違う自分が希望する仕事が出来たのに」、「子供が大学に行くまでは我慢してここで働く、その後は帰国したい」と打ち明けてくれる人もいます。 

🛡️ 海外で暮らすなら「コンティンジェンシープラン」を

日本人女性に足りないのは、企業で言うところの**コンティンジェンシープラン(不測事態対応計画)**です。
離婚だけでなく、病気、事故、突然の死──人生には予測できないことが起こります。

  • 銀行口座は共同名義だけでなく、自分名義の口座を開設し、そこに貯金しておくことも大切です。
    万が一、口座が凍結されたり、相手に管理されてしまった場合でも、自分の資金があれば動けます。
  • 手に職をつけるため、何かしらの勉強を始めておく。
  • 現地の制度や保険、福祉について調べておく。
  • 自分の語学力や就労可能性を冷静に考えてみる。

海外で暮らす私たちは、移民という立場です。
その国の制度に守られているようでいて、実際には自国民ほどの保護は受けられないこともあります。
だからこそ、自分自身が「守る力」を持っていることが大切です。

国際結婚を否定しているわけではありません。

私は、国際結婚に反対しているわけではありません。
欧米の女性と比べると、日本人女性は優しく、可愛く、気が利く存在なので割とモテると思います。
ただ、彼がず~っとあなたを好きでいてくれる保障はありません。 当時5歳のお子さんを持つ友人の元夫は、別の日本人女性と浮気し、女性が妊娠。 友人とは別れ、彼はその妊娠した彼女と再婚しました。

ネイティブ並みの語学力や専門職があれば別ですが、海外で金銭的に本当に自分がしたい仕事で自立した生活を送るのは、日本にいる以上に難しいのが現実です。 幸いにも友人は、結婚前からドイツで仕事をしており、元々自立していた女性だったので金銭的に困ることはありませんでした。

日本人同士、国際結婚に関わらず、離婚も人生の中で避けられないことがある──と私は思っています。
人の気持ちは変わることもあるし、誰かを責めても、過去は戻ってきません。

昭和世代の”お母さん”は、「女性は専業主婦で家庭を守るのが当たり前」、というのが前提で育てられた人も多いでしょう。 ですが、今の時代、女性の社会進出は進み、物価は高騰し、男性も協力的になり、女性が仕事を持つのは当たり前の時代です。 「海外に行ったら専業主婦になれるかも?」と、安易に考えてはいけません。  欧米では、女性も自立しているのが当然、と考える人が殆どです。 

国際結婚は素晴らしい経験にもなり得ます。
でもその一方で、文化の違いや制度の違いが、思わぬ形で人生に影響することもあります。お子さんがいる場合、離婚は子供の人生に深く影響します。

だからこそ、どんな状況でも揺るがない自分でいるために、子供と自分を守る力を持っていてほしい──
それが、海外で多くの現実を見てきた私からの、心からのメッセージです。

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