海外駐在員が選ぶべき「本当に支えになる女性」とは

海外駐在と聞けば、多くの女性が「高収入」「海外生活」「駐在妻」という華やかなイメージを抱きます。
実際に「駐在員の奥様になりたい」という女性も少なくありません。しかし、そのイメージだけを持ったパートナーを選ぶことは、あなた自身の人生と健康を危険にさらしかねません。

2025年5月、NHKが報じた「どう防ぐ 海外赴任での過労死・過労自殺 遺族たちの声」では、駐在員が置かれている過酷な実態が明らかにされていました。

私も海外駐在を経験しましたが、知人の中には「一人で何十という日系企業を担当し、常に働き詰めだった」という人もいました。

一人ではなく、何でも相談できる相手がいたら、少しは状況が違っていたかもしれません。
孤独や重圧を分かち合える存在の有無は、心身の健康に大きな影響を与えると私は思います。

“家族帯同不可”という日本独自のルール

また、日本企業では治安が不安定な地域や新興国に赴任する際、家族の帯同を認めない方針をとるケースが少なくありません。　友人のお父様は大手ゼネコンにお勤めで、危険地域のため家族は帯同せず、お父様だけが何年も単身赴任していました。　

フランス企業でジャーナリストをしているヨーロッパ人の友人は、以前（アメリカ軍が駐在していたころ）アフガニスタンに赴任していたのですが、家族も一緒でした。　治安の関係で自宅がオフィス、料理を作るコック、運転手、住み込みのお手伝いさんがいました。

車で出かけるときは（誘拐などのリスクを考慮し）同じルートは通らない、欲しいものはすぐ手に入らない、という厳しい環境でした。　ですが、彼は、家族が離れ離れになるのは絶対に嫌で考えられなかったと話してくれました。

欧米企業では「夫一人だけを単身赴任させる」ことは少なく、家族を帯同させ、現地でサポート体制を整えるのが一般的です。　

知人のヨーロッパ人に、「日本には単身赴任という制度があり、家族を国に残し、夫だけが海外に赴任するんだよ」、と話したところ、「ありえない・・」という返答がかえって来ました。

もし日本企業の「帯同不可」の方針に対する理解がない女性と結婚すれば、「どうして一緒に行けないの？」と不満をぶつけられ、駐在生活はさらに厳しいものになります。

外見や理想だけで選ぶと、命取りになる

実際に、私たち、【婚活・結婚相談所アクア・マースト】の海外駐在員さんは、婚活市場ではとても人気があり、モテます。　だからこそ問われるのは、「誰を選ぶか」です。

男性は、つい外見や雰囲気の良さに惹かれがちです。しかし、どれだけ容姿が整っていても、駐在員の妻として現地で孤独や困難に耐える覚悟がなければ、あなたの人生を支える存在にはなりません。むしろ、重荷になる危険すらあるのです。

駐在員が選んではいけない女性の特徴

駐在員が選ぶべきではない女性には以下のような特徴があります。

• 「海外生活＝優雅」と思い込んでいる女性
  現地のインフラや医療体制は日本ほど整っていません。理想とのギャップに耐えられず、現実を受け入れられない女性とは、共に生活するのは困難です。
  
  
• 主体性がなく、常に夫に依存する女性
  現地で自分の居場所や人間関係を築く努力をせず、精神的にも生活的にも頼りきってくるタイプは、あなたの心をむしばみます。
  
  
• SNS映えやブランド志向が強い女性
  駐在妻という肩書きを「自分を飾るためのステータス」と捉え、世間体や見栄ばかりを気にする女性は、現地の現実に適応できません。

本当に選ぶべき女性の条件とは

では、どんな女性が駐在生活を共にできるパートナーとなるのでしょうか。

それは、外見ではなく中身が強い女性です。精神的なタフさ、現実を受け入れる柔軟性、あなたの仕事の過酷さに対する理解。語学力や海外経験もプラスにはなりますが、最も重要なのは「共に困難を乗り越える覚悟を持っているかどうか」です。

あなたの未来を守る「結婚」とは？

駐在員としての人生は、表面的な成功や華やかさだけでは乗り越えられません。異国の孤独、重責、そして健康リスクと常に向き合うことになります。だからこそ、一緒に現実を受け止め、支え合える相手を選ぶことが、あなた自身の命とキャリアを守る鍵になるのです。

どうか、「見た目がいいから」「楽しそうだから」といった理由で人生のパートナーを選ばないでください。
選ぶべきは、あなたの背中に黙って手を添えてくれる、静かに強い女性です。